コラム
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入浴によるリラックス効果
入浴による効果のひとつに「リラックス効果」があります。入浴中はお湯による温熱・水圧・浮力により「身体」がリラックスします。そして、入浴後は「心」がリラックスする時間になります。
入浴後15~30分後が一番リラックスしやすい時間と言われています。入浴後に、ドリンクを飲んでいる時や、マッサージチェアを利用している時など頭と心がすっきりした感じを得られる気がしませんか?
この時間はイメージトレーニングに適していると言われています。心も身体もさっぱりとリセットした状態で、前向きイメージをビジュアライズする時間にしてはいかがでしょう?
深部体温が1℃上昇した状態が最もリラックスし、脳波がα波になりやすいと言われています。
α波が出ている状態の脳には、ベータエンドルフィンというホルモンが分泌されています。これは「脳の快楽物質」とも呼ばれ、心身のストレス軽減に重要な役割を果たしています。
α波が引き起こす効果は複数あります。まずは脳と体を休める効果、ストレスを沈める効果、そして脳の活性化を促して体の免疫力を高め、病気を予防する効果も確認されています。つまり、α波が多く出る状態に誘導しその状態を維持すると、心身ともに良い影響を得られるのです。
深部体温を1℃上昇させ、α波を出しやすくするための入浴時間目安は40℃のお湯で15分、41℃のお湯で10分、39℃のお湯で20分、42℃の半身浴で5分となりますので、参考にしてください。
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