寒い時期の入浴注意点～ヒートショック編～

冬場の入浴事故の多くは「ヒートショック」によるものです。

ヒートショックとは、温度の急激な変化で血圧が上下に大きく変動することによって、心筋梗塞や脳梗塞などの血管障害を引き起こします。

また、交通事故による死亡者数の倍近くの方が入浴に関わる事故で亡くなられるほど、大変危険な現象です。

ヒートショックによる事故を減らすため、予防法をまとめましたのでご紹介します。

 

1.入浴前に脱衣所や浴室を暖める

温度差による血圧上昇を抑えるため

 

2.風呂の温度は41℃以下で

長湯は厳禁！10分程浸かったら休憩を挟んで！

 

3.かけ湯で身体を温める

手足から徐々に温める

 

4.浴槽から急に立ち上がらない

血圧が下がりふらついてしまいます

 

5.飲酒後は入浴を避ける

血圧が乱高下してのぼせや吐き気の原因に

 

6.食後すぐの入浴は控える

食後低血圧によるめまい・失神の原因に

 

この他にも、入浴前・入浴後の水分補給、何より体調がすぐれない時は入浴を控えるなど、ご自身で気を付ける事で入浴事故を防ぐ事ができます。

ヒートショックは年齢に関係なく何方にも起こりえる症状です。体調管理をしっかりして、冬場の入浴を楽しみましょう。

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